iPhone事変

丸5年使ったiPhoneと今日でお別れ。機能になんの不満もないけど、バッテリーがいい加減おかしくなってて、充電器常備しないと使えなくなってしまった。突然死んでしまう前に新しくしなくてはと思った。あとは新年を迎えてひとつ歳をとって、無性に過去のデータを全部整理したいと思った。

携帯を持ち始めて10年以上経つけど、5年も使うなんて相当長い。交換修理も一切なかったし、毎日それなりに酷使していた。本当に愛おしくてかわいいこのiPhone5sとさよならと思うとちょっと泣ける。私がもう忘れ去っていた色んなことを覚えていてくれたね。大好きありがとうお世話になったよ。あなた以上はこの先いないんではないかとさえ今は思うよ。

iPhone内の5年分のデータ、PC内の携帯持ち始めたくらいからのデータ、整理するために大体目を通した。一番心がざわついたのはやっぱり休職中のあたりの2015年夏から2016年春のカメラロール。そもそも家でスマホいじるしかしてなかったから色々残ってるのは当たり前だけど、たくさん苦しんだし新しいことも覚えた時期だった。人生の転機。今の自分も決していい状態とは言えないけど、あの時とは全く違う。あれがあったからこその今だから、やっとここまできた、でもまだここ。それでもここ。そう思うとこれから先の不安より期待の方が大きくなったりもする。何かは絶対あるだろうけど、まあ何があってもなんとか大丈夫なんじゃん?という心持ち。今これは朝の寝起きのベッドの中で書いているから素面。昨日友人からもらったIKEAのサメのぬいぐるみを抱えている。

デジタルのデータはかさばらない分全体像が見えなくて、膨大なデータを整理したはずだけど実感が湧かない。なんとなくiPhoneの物質的な重量が軽くなったような気はするけど、それは錯覚だし。このiPhone事変が落ち着いたら、次は目に見えるところに手をつけたい。とりあえず銀行に行ってお金の把握と(通帳を無くして数年そのまんまにしている)、腕時計の電池を交換してベルトもかえる。服とか本とかはすごく億劫だから一番最後にしようそこまで辿り着くかも怪しい。

2018年は完全に停滞の時期だった。変化を恐れ視野も狭く意地になってその場にしがみついて、年が明けたからといって今もそれは変わっていないけど、少しずつ整理して手放して手に入れて、エネルギーが循環し始めれば自ずと有るべき自分に導かれる確信はある。

2019年もただならぬ予感がしてる。

 

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