糖質制限2ヵ月半ダイエットメモ

5月1日から始めて、現状8キロ減、体脂肪率10%減。まあまあ厳しめに1日の糖質量20~80gくらい。ダイエット目的ではありつつ、終わりは特に決めてなく、体調いいし問題を感じない限りは続けてみようかと考え中。

・一番の変化、甘みを抜くことで甘えたい気分がなくなること。他人物事への期待や不安を持たなくなる。思考がクリーンでヘルシー。糖質オフの人工甘味料も最低限にしてみている。甘いものや炭水化物を欲する時は寄りかかりたいとき。スイーツ・炭水化物好きの精神が不安定な人はすごく効きそう。

・食事の楽しみが激減。自分がどれだけ食に快楽を求めていたのかを思い知る。野菜も調味料も相当制限されてしまい、他人と共感もできなくなる。たまには外食を楽しんだり、お土産やおすそ分けは喜んでもらうし、欲求を解放する日を作ってバランスを取ってる。(主食よりはスイーツを選ぶことが多い、あとやたらパンが食べたい)

・糖質高いものを一口食べた途端次から次へと欲しくなって止まらなくなる。満腹でも関係なくなる。麻薬性というか依存性みたいなものを今余計に感じて恐ろしくなる。

・既製品を使わず自炊するようになった。今は3食とおやつほぼ自作。実家だから母の料理も都合のいいときだけ頂く。調味料が普通に使えない分薬味やスパイスが超おいしい。一人で自炊作り置きしてるから、しばらく同じ物を食べ続けることになる。苦痛ではないけど鮮度がたまに心配。特にお弁当。金銭的な圧迫は特に感じてない。でも毎日の時間的余裕がない。お母さんはすごい。

・血糖値の急上昇急低下がないから、空腹の焦燥感イライラも満腹の眠気だるさも感じなくなる。食事後もすぐ動ける。

・その分空腹を忘れてるとフラフラのスタミナ切れしやすいから、立ち仕事の自分は間食必須。ナッツ、チーズ、ローソンのブランクッキー、おからと卵で焼いたケーキ・クッキー、ゆで卵、ツナ缶

・生理前生理が軽い。生理前の胸の張り、偏頭痛、肌の不安定さは改善。生理痛も元々ひどくはないけど、1日目にだけ使ってた鎮痛剤の漢方が不要に。あと4日くらいで終わる。

・生理前の過食衝動と眠気だるさは変わらず辛い。栄養も必要になるようだから、食べる量は増やしているし我慢もしきれない。この期間はいくら食べなくても運動しても痩せない。でも頑張った分だけ生理が来ると一気に痩せるから、バランスを取りながら。コントロールが難しい。

・ダイエットに付き物の便秘、最初のうちは若干嫌な思いをしたけど、今は1日2回出るほど快便。おからや豆腐こんにゃく、食物繊維とかさを食べるのは必須。元々IBS気味の体質で朝の下痢に苦しんでたけど完璧に改善。朝の炭水化物消化の胆汁過剰みたいのになってたのかと予想。糖質制限止めたとしても朝は糖質摂らない方が良さそう。動物性を摂りすぎると消化不良気味。

・筋トレ必須。糖質制限は糖の摂取を止めて自分の体内で糖を作って使うのだけど、その仕組みは脂肪より先に筋肉から糖を作ろうとするみたいなので、筋肉減らさない為に大事。私は姿勢がよくなったと褒められたし、体がとても軽くなった。腹筋を鍛えるのが一番効果が分かりやすい。

・食後の有酸素運動が超効果的。10分歩くだけで血糖値の上昇を抑えられる。実際に糖質摂っちゃって眠くなりそうでも、すぐなくなる。夕食後40分くらい歩けば次の日の数字にも出る。でも有酸素運動の後筋トレは効率悪いらしいから、私の基本メニューは夕飯→筋トレ20分→有酸素20分

・お酒はまったく怖くない!うれしい!おつまみメニューは低糖質が多いし、ハイボール・ゼロ系チューハイで私は十分楽しめるからストレスがない!!翌日もむしろ体重減ってたりする(脱水もある)。調子にのってフライドポテトに甘いカクテル飲んだ次の日は速攻2キロほど増えた。糖質を摂りすぎた次の日は増量するけどほぼ水分。また制限食に戻せば何日かかかるけど落ちる。

・糖は水分を溜め込む。糖質制限を始めて10日で一気に3キロ痩せて、それは糖が抱え込んでた水分が抜けたということ。そこから自分で糖を作り出すシステムに変わるらしい。始めるなら最初の1・2週間は徹底してやった方がスムーズ。

・コンビニは絶対ローソン。ロカボ製品が圧倒的に多いし必ず糖質表記もしてくれる。ブランパンがおいしくて安くて使いやすい。個人的にはセブンは敵(糖質制限ナシにすれば一番好き)、ファミマはスイーツ買うならライザップ系があって嬉しい。ホットスナックのチキン、唐揚げ、焼き鳥系は味方。

・ローカーボスイーツは当たり前に摂っては意味ない。「普通に作ったのを摂るよりはオフにしてますよ」って程度のが多い。あと私は精神的甘味抜きしたいから、たまにのご褒美にしてる。モンテールロカボスイーツシリーズがご褒美感あってうれしい。

糖質制限については賛否両論悪い噂もあるようだけど、私は不健康で長生きするよりは健康で短命でいたい。糖が悪とは言わないけれど、食に満足感や快楽を求める現代に糖質は多すぎる。実際摂食障害だという人の食事を見ると大抵糖質に偏っている。安さと依存性。現状体調的にも精神的にもいい効果しか感じていないから、もしダイエットの必要がなくなったとしても続けていたい。あとはダイエットも健康法も人体実験みたいなものだし、いろいろ試しながらたまには爆食いしながらも、のんびりたんぱく質でおなかを膨らませたい。また定期的に振り返って変化を楽しめたらいい。

 

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今年読んでよかった漫画

映画も本も音楽もあまり触れなかったから漫画まとめる。

【三代目薬屋久兵衛/ねむようこ】彼女の描く女の子はいつも等身大というか、がんばり屋で乙女でよく働くが頑固で少しだらしないというイメージ。それにちょうどよく少女漫画フィルターがかかるので、20代女子は共感しつつも夢見すぎずときめけるのでは。女の子の仕草姿勢佇まいを描くのが上手なんだよなあ。今回は漢方薬局で働く子が主人公なので、長年漢方薬を飲んでるわたしも興味津々!(専門的な要素はあまりなさそうだけど)ファッションも中華娘、60年代風レトロガール、プードルおねえさんと今までになく個性的で異国感すらあり。それでいて相手の薬草園男子の純情素朴な感じがまたいい~。

【ニューヨークで考え中/近藤聡乃】NY滞在コミックエッセイ。ちゃっかりサイン本を入手した!オール丁寧な手書き文字で絵柄も淡白純和風という感じなのに、舞台がNYという違和感がまずおもしろい。「自分がもし暮らしてもこういうことを思うんじゃないかな~?」というような親しみの持てるエピソードばかりでフフフとなる。「「ふ」はかわいいひらがな」の話が好き。あとは女一人異国の大都会に渡るとはどういう感じなんだろう、と想像すると少し奮い立つものもある。最初と最後で近藤さんの心情の変化も感じ取れて、生活をするというのはこういうことだよなあなんて思ったり。コデック装という造本の仕方で、ページがガバっと開くのも地味に便利。

【BLACK HOLE/チャールズ・バーンズ】初めて買ったアメコミ。アメコミやBDは価格とボリュームから気軽には買えないけど、ジャケと帯(望月ミネタロウ、カネコアツシ羽生生純)を信じて衝動買いしてしまった。ストーリーはドラッグセックスロックンロールとクリーチャーホラーという感じ。薬物描写がたくさん出てきて楽しい。ただやっぱり絵の描き方も台詞回しも日本のものとはテンポが違うから、すぐには慣れなかった。絵をしっかり見ながらじっくりとページをめくるので読むのに何日かかかったはず。白と黒のコントラストが強烈で(トーンなんて貼ってない)頭と目がチカチカバキバキになる。イロモノ漫画として本棚に置いておきたい一冊。

【room share/イシノアヤ】刊行されたのは2012年で、なぜもっと早く読まなかったんだろう!同棲大学生BL!しかもエッチするのにカップルじゃない!!こんなのってずっと探してたやつ!!!これは今まで読んだBLの中で一番好き。カップル日常系が大好物なのでイシノアヤは本当好き。ユニットバスとか散らかった部屋とかお金なくて適当なごはんとか・・・。しかも攻めが雑把でフレンドリーなワンコ系で受けが神経質長髪イケメンネコ系ってクゥ~wたまらんw受け君にセフレがいるところもタマランタマラン。たぶん今年一番繰り返し読んだ。好みは分かれるのだろうけど最高、こういうホモをもっとください。

【MAMA/売野機子】毎回新刊が待ち遠しくてついこの間やっと完結。毎回胸を痛めながら切ない気持ちで読んだ・・・。帯の通りギムナジウム、美少年、才能が開花すると死ぬって設定だけでもう「天才か!」となるのだけど、その設定を隅から隅まで生かした情緒的なストーリーと古臭い正統派少女漫画的な絵がものすごくギュっとする。ノスタルジーな気分になる。クワイアの子たちは全員魅力的で、でもその魅力って寂しくて縋りたくて天使になりたくて、何より愛が欲しい故なのかななんて考えるとまた泣けて・・・。実は最終巻はちょっと物足りなくて「ああこう終わるのか~」という感じでいたら、売野さんが「もっと描きたかった」とおっしゃっていたのでもっと描いてほしかったなあ。短編集も全部購入したのだけど、彼女は自信がなくて寂しくて愛に飢えてる感情の描写が逸品。インナーチャイルドって言葉も使ってたので勉強された方なのかな。余計に共感してしまう。追っていきたい漫画家さん。

 あー書くの楽しかった!久しぶりに高揚したぞ!やっぱりこういうの大好き!漫画に限らず来年もいい作品に出会えることを願って!

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2015年を振り返る。

自分の中で毎年恒例なので今年はここで。

【一月】一日の夜に熱を出して正月早々インフルエンザで寝込む。初売りに役立たずでヒンシュク。復帰後躁っぽくなり小さな買い物をたくさんした気が。鼻水咳痰が続いて、一ヶ月以上鼻から口から蟹味噌のようなものを出し続けてた。その間禁煙するも二月にはスリップ。

【二月】好きな人と二回もデートした。十ヶ月ぶり。とても楽しかった。髪型が同じになっていておどろいた。なぜかバドミントンをして惨敗。マインクラフトを一緒にいながらマルチプレイできたのが最高にうれしかった。

【三月】初ネイルサロンが不満の残る結果に。仕事がただでさえ忙しいのに更に忙しくなる

【四月】仕事がクソ忙しくて毎日日が変わってから帰ってた気が。エナジードリンク常飲、心身ともに疲弊。この頃からちょっとおかしかったかも。ジェルネイルキットを買って「二度とネイルサロンなんて行かねえ」と思う。

【五月】だいぶ鬱思考。仕事に未来の希望など持てないが、誰かの尻拭いでくたびれるくらいだったら全て自分の責任になったほうが楽なのでは、などと考える。親知らずが腫れる。生理痛がひどくなる。ジェルネイルを楽しむ。

【六月】ここ数年なじみの婦人科に通う。ついでに人生初のアレルギー検査をして犬猫ハウスダストカビ蛾アレルギーが判明する。眠れなくなる。スプラトゥーンやりたいとばかり言う。ダニエルウエリントンを買う。

【七月】レスタミンに手を出す。すぐに量が増えていく。メンヘラに傾いていることに焦る。ブロンにも手を出す。

【八月】通ってた婦人科(心療内科もやっている今の主治医の病院)で「眠れないです」と言ったとたん診察室で決壊。言われるがままに休職する。何をしたらいいか分からず映画やコミックをよくレンタルする。ツイッターで後書アカウントを作る。色んな罪悪感で余計鬱になる。コンタックに手を出す。親知らずを抜く。

【九月】早く良くならなくてはという思いからプールに行き始めるも、あまり気が向かず足も向かず。毎日過剰服薬する。ボダ発揮してレスタミン一瓶飲み干し好きな人を怒らせ心配させる。親にもバレて以来禁薬しようとする。親知らずを抜く。黄体期にドバドバ不正出血し始める。

【十月】「誰のための禁薬なのか分からない」と思い、すぐ過剰服薬の日々に戻る。しょっちゅう泣きながら起きる。薬飲みすぎて救急行く。また親や病院に禁薬を宣言するも止める気はなく、処方薬に手を出し始める。結果減薬にはなる。自律神経を本格的にぶっ壊して、外出や運転などできない状態に。不正出血ドバドバ。

【十一月】一番落ち込んでたかも?酒が増えて加減が分からず吐くまで飲む。お金に困る。マイラリを楽しむ。自律神経相変わらず、現実味が無い毎日を過ごす。こうなる理由を「働いていないからだ」と思い働く働く言い始めるも、主治医に「ありえない」と言われまた鬱になる。

【十二月】腎臓を壊し一週間起き上がれず、さすがに薬に懲りはじめて禁薬。ついでに酒煙草も止める。体調が良くなると共に、色んなわだかまりがちょっとほどけてきているのを実感する。気付けばめまい、離人感や閉眼幻覚もマシになっている。このまま良くなるといいのだけど。

 全然覚えてなくて日記やツイッターを見返して書いたけど、酷い一年。7月からの薬薬薬は書いてて笑ったほんとうに。今飲んでないから笑えるのだろうけど、頭おかしい。でもまたいつこうなるかわかんないし、すぐなるかも。体調崩してばかりだったな、主治医にはとてもお世話になった。こんなに他人に「世話になった」と思うのは初めて。来年に期待はあまりできないけど、今年より健康だったらいいな。

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キャットスープ

ねこぢる草を見てから眠ったら変な夢を見た。わたしは異国の若い男で、身分が高そう。父も身分が高くて王みたいな慕われる存在。なにか暴動が起きてわたしも戦いに参加しようとするのだけど、周りの男の人たちに止められる。指揮をとる父に直接お願いしても「お前はひっこんでろ」と言われて、何か動物の群れに連れて帰された。おしまい。前世退行にハマってたことがあるから「もしや前世!?」と少しドキドキした。でも心に響くものは特に無かったからただの夢かも。アジアっぽい。動物が馬とか四足のものじゃなくて、鳥?ワンピースのカルーみたいなサイズ感だったから、そんなのいるのかな。顔は覚えてなくて、足や身体が妙にリアルで覚えてる。砂埃をあげて走ってた。

輪廻転生だとか、魂、前世、業、目に見えない力というのは信じてる節がある。ここ数ヶ月は特に。そういうことを考えると「生きてる意味があるのでは」と思えるし、信じたいというほうが正しいかも。あとは単に未知のものへの興味。ねこぢる草は目を引く異様さや突飛さがありつつ、精神世界とかこの世の摂理のようなものをとろーんと感じるので、よりいっそうそのようなことへの妄想が捗る。アニメーションとしても心地良かった。特に勉強もしていないし、普通の人間が本当のことを知る術はないから、わたしは誰かが言ってることを信じたり考えたり噛み砕いたり、都合の良いように解釈したいと思う。

眠気とドライアイの区別がつかない。目を閉じていたい。一時的に数時間か数日、片目だけすごく見えなくなることがあるけど、そうなるときはいつも精神的に疲れているときだ。忙しくても疲れるけれど、全く何もしないのも疲れる。こういうときは色々見ないようにするのが良さそう。最近眠る時に目を閉じると身体の輪郭がなくなる。そしてまぶたの裏の模様を眺めてるといい感じ?に瞑想状態のようになってそのまま眠ると気持ち良い。だんだん頭の中がうるさくなってきて眠れないことも多いけど。

こういうことはインターネットでしか書けないな。

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ヒヨコジュース

何時に寝て何時に起きても気にならなくなってきた。どうせ眠くても眠れないし、眠いと思って無くても気がつけば落ちているし、もう抗わない。今はそれが許されるのだし。理想と現実をここまで割り切るのには本当に時間がかかるんだなあ。しかし割り切ってしまうと少し虚しさがある。抵抗を止めるのは諦めるということとは違うの?

クリーンな生活が続いてるけど、体調が戻るにつれて感覚を思い出す。欲しいと思う衝動の強さが、煙草>薬>酒。好きだと思う順はすっかり逆。平穏を崩すほどの我慢はしたくないと思っているのだけど、まだそこまでじゃない。でも人から煙草差し出されたら迷いなくありがたーくいただいちゃいそう。体調はずいぶん良い。年末年始においしいもの食べるくらいはできそう。

東京喰種は相変わらずおもしろい。単行本派なのに本誌の重大なネタバレを聞かされてしまってへこんでいる。3月まで真相を確かめられないままか。漫画を1冊お風呂で読むこと、爪を塗ること、たまにノートに日記を書くことだけは仕事を休み始めてからも続いてる。意味の無いことこそ、今の自分には意味のあることなのでは。

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