20171011

12時間勤務×5をした。仕事が終わらないからではなくて、最近はずっと店番をしなくてはいけなくて。時間を経ていくのが作業という感じがした。決まった時間に起きて決まった時間に休憩して決まった時間に帰って決まった時間に寝る。勤務形態自体は特別初めてしたことでもないし、体力的な負担はあまり感じなかった。ただこれが延々と続くと機械になるなと思った。機械の状態で日々を過ごすことに意味はあるのかと考えだしたら一番に恐怖感が出てきたから、自分はやっぱり日々に何かを求めてるらしい。

最近は何も予定がない。予定を作ら(れ)ない。人とも関わらない。人の話を聞きたくないし、自分の話もしたくない。でも少し寂しい。でもお金がたまる。何か満たされないけど、何を求めているのか分からない。仕事を機械で過ごしているとふとある休日が長すぎてとても辛い。働いてた方がいいのかな。何もしたくないけれど何もしない状態で丸1日を過ごすのは結構しんどくて、機械の日々で生活リズムができあがってしまってるからだらだら寝ることもできなくて、外に出る気なんてさらさらなくて、だらだらスマホいじって家族の目を盗んでは酒飲んで酔って眠くなったら寝て、そんな風に過ごしてる。力がないわけではないけど、どこに向けたらいいのか分からない。

今日「あんたこれだけは食べなさい」と小松菜と油揚げ、人参、ちくわ、胡麻の炒め煮を母が出してくれた。全然食べていないように見えてるらしい。前ほど必死に料理をしなくなって買い食いが増えていたから、全然食べていないように見えてるらしい。ありがたくおいしく頂いた。低糖質縛りをすると料理は完全に作業的になってしまってな、おいしくないんだよ。うまみがない。母の料理はおいしくて少しジワっとした。胃の満たされ度と血糖値上昇による満腹感が完全に分離してしまってよく分からなくなってる。胃なんて空っぽのはずなのに、そこに突然ポイッと食べると血糖値がすぐさまギュンギュン上がってくのが分かっておなかいっぱい…と思って自作の弁当を捨てたり、生理前とかは血糖値の限界がないみたいに(あとソッコー下がる)胃袋がはちきれそうでも明らかにおかしいものを食べても足りない足りないとゾンビみたいになる。不快だ。女の呪いだ。この通りのやる気の低下で運動は前より少なくなってるけど、一応継続中。というかもう米食べるのとか怖くて無理。でも暴発してチョコやグミを食べる。摂食障害寄りの思考になってる自覚はある。

また何か、ネイルのようにダイエット初期のように、打ち込めるものがあれば少し日々にハリが出るのか。何か自然に乗っかれちゃうようなものがそのうち都合よくあるんだろうか。今はお金を貯める時だと割り切ってこんな感じで過ごしていけばいいのだろうか。結局行き着くのは「幸せとは」だ。私はどういう時に生きていて良かったと思うの、何をよかったな~とかうれしいな~と感じるの。何度寝て起きてもすぐに思い浮かばないのは、やはり機械になり腐って、刺激不足なだけなんでしょうか。

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糖質制限3ヵ月半メモ

ついに開始時から-10kgになった。米の袋ひとつ分手放したかと思うと感慨深い。でも実際そんなに見た目が痩せた実感はなくて、元々ルーズな服ばかり着ているせいもあるけど、前よりちょっとゆるいな程度。私は元々が重めだから、誰でもそう簡単に体重が減るとは限らないはず。現に私も最近は最初ほどは体重が減らない。

元々糖質が高いものほど好きだ。カップ焼きそばが大好きでひどい時には1日にふたつ食べたりしていたけど、あれってやばい、カップラーメンの倍くらい糖質ある。カップ焼きそばひとつ食べるだけで、スーパー糖質制限中の1日の上限に達してしまう。今でもほおばりたい欲求はあるけど考えると恐ろしい。ひどい食べ物ほど好きだった。1枚1000kcal超えの外国の板チョコをペロっと食べたり、おにぎりサイズのマシュマロを何個も食べたり、それもそれで間違いなく幸せなんだけど、それらを止めたら今までずっと引きずっていた不調や不快感がなくなったから、そういうことなんだ。食べ物に限らずその場しのぎの心地よさをできるだけ手放していきたいのだ。その場しのぎは後で必ず利子つきのツケを払うのでね、穏やかに過ごしたいんだよ私は。

ただなんとなく問題は感じていて、いろいろ条件が重なったのはあるだろうけど、昨日友達とケーキを食べたら体がすっかり受け付けなくて、食べた直後から動悸頭痛嘔吐下痢に襲われて大変な思いをした。そろそろ普通食も入れながら痩せることより保つことを考えた方がいいなあとは思っているけど、まだ多少は我慢してる状態だからタガが外れてしまったら元に戻るのは目に見えてるし怖い。あとは栄養の偏り。貧乏糖質制限だから、ほぼ決まったものしか食べてない。ここはいつも見てもらってる婦人科心療内科の主治医に相談してみようかと考えているけど。

多分新しく何かを始める時、最初の努力はだんだん習慣になって習慣はそのうち日常になる。私の糖質制限と運動ははじめの1ヵ月が努力が必要で、モチベーションが必要だった。それ以降は習慣になって、毎日のやることリストに入ってやることが自然になる。そこから2ヵ月で日常になって、やるのが当たり前になって「やらないと気持ち悪いけど、まあたまにはやらなくても問題ないな」ってそんな毎日になった。何にでも当てはまるんだろうと思う。やっぱり新しいことを始めるには少し自分に余裕がないとできなそうだ。私は始めてしまえば割と続けられる方だけど、始めることがとても苦手。余裕ないもん。タイミングが大事だしある程度待ってても向こうから来る。

最近guで安いランニングシューズとトレーニングウエアを買った。今まで有酸素運動はウォーキングをしていたけど、仕事終わってから夜時間かけて歩かなきゃ効果出ないのが嫌になってきて、涼しくなるし走ってみようと思って。同じ距離でも時間短縮になるし。歩くならTシャツジーンズでも別に違和感なかったんだけど、ジーンズで走るのはちょっとね。安く買えてうれしかった!モチベーション上がる!普段一切走ることなんてない状態で試しに何度か走ってみてるけど、3キロを30分たまに歩きながら、って感じです。散々筋トレしてたつもりだけど、使ってない筋肉が筋肉痛になって、肺が苦しい。でも歩くよりずっと体が温まっていいかも。休憩入れずに走れるようになりたいなあ。有酸素運動の良いのところは気分のリフレッシュになるところ。くたくたで疲れた日に限って、ちょっと静かな外歩くと心も体も軽くなるのがとても不思議体験だった。心と身体についてはまだまだ知らないことがたくさんある。私の心と体の探求は死ぬまで続く。

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2016年を振り返る。

2015年の8月に、表面上は特になにもなかったけど、20数年間溜めてた膿がだんだん誤魔化せなくなってきたらしく、「無理…」って思って仕事を休んで、通院しながら8ヶ月間でデカくて痛いオデキを限界まで育て育て爆発させ膿だの血だのだばだば撒き散らして、出し切って収束して、傷も乾いてきたかなってところで、まあまあなんてことなく仕事に戻ってから1年とちょっと、毎日それなりに悲しいこともムカムカすることも葛藤することもあるけど、多分今が今まで生きてきて一番元気だ。そしてそれが1年前からずっと更新され続けている。もう半年以上経つけれど、振り返ってみる。

何が一番変わったかというと、自分が何を好きか・嫌いか、何をしたいか・したくないか、いちいち自分の気持ちに目を向けて気付けるようになったことだと思う。顕在意識というのは本当にアテにならない。思考はアテにならない、感覚の方がずっと素直でプレーンでシンプルだ。信用ならないならその理由を自分に聞けばいい。生き方が定まってきた。

 

【一月】世の中の(家庭内の)年末年始の騒がしさが嫌で仕方なくよく眠っていたし夢日記を書いていた。「仕事も忙しい時期なのに私は…」という後ろめたさもだいぶあった。「運転したくないし、そもそも運転が必要な生活をしたくないし、まず生活をしたくない」と免許の更新をひたすら渋るも、月が変わる前になんとか更新した。朝起きて夜寝たり、外出したりができるようになってくる。ホ・オポノポノとかインナーチャイルドの本を読んで鵜呑みにしていた。

【二月】病院から復職の話が出てくる。ツタヤディスカスで近所のレンタル屋にない映画をたくさん借りられて楽しかった。休職して以来初めて、少し遠くに出かけて一日中歩き回り人と話すということをし、体力に不安を感じる。

【三月】短時間から復職。案外仕事はできたし楽しさも思い出せた。周囲も実際どう思ってるかは分からないけど温かかった。後ろめたいのは自分だけだった。

【四月】多肉植物にはまる。日に日に変化していくものに生命の神秘を感じる。職場の対人関係はまだヒリヒリ気を遣っていたようだ、今思うとそんなの要らなかったなって。

【五月】「復職できたら遊んでやってもいいよ」と言われたので好きな人へ会いに札幌へ。とても意味のある大事なイベントのように思えたけれど、場所とか日程とか費用とかそんなのは関係ないと思い知る。もちろん楽しかったけれど、好きな人はどこにいても好きな人なのだ。場所なんてなにも関係なかった。一人で知らない土地に行くというのはいい経験だった。スリルと興奮を味わった。

【六月】病んでる間に仲良くなったカワイイ子と遊ぶために仙台へ!ジャストで気の合う友達と過ごす心地よさを知る。初めてシーシャを吸ってお酒を飲んで行きたいところへ振り回してガイドしてもらって、大人の自由が効く遊びってこういうことなのかと。新しい遊び方を発見して幸せだと思った。初めてのIKEAはとても魅力的だった。ちっちゃいことだけど、自分は自由なのだと実感したりして。

【七月】仕事に充実感を感じる反動で、ふと休日にすることがないと過剰服薬をしていた。これはもう癖なのか、治らないのか、暇を作るとこういうことをしたくなるようになってしまったのかと戸惑う。

【八月】ポケモンGOに勤しむ。仕事は楽しいけれど、人員による自由が効かないことにヤキモキして、今自分がしたいことは何かと初めて本気で考える。「つまんねーから!」という職場への反発もありつつも、「今までずっと趣味でやってきたネイルを勉強してみたい」という気持ちに気づいてからは、学校の資料請求・見学など早かった。自分でしてみたいと思ったことに対して初めてひとりで行動を起こしたと思う。

【九月】貯金を使い果たして10月の試験に向けて、週2の休日には1時間以上かけてネイルの学校へ通った。試験を受けるのにモデルが必要で、職場が同じネイル好きの友人へお願いすると快く了承してくれて、本当にありがたかった。仕事と学校とモデルさんとの関係の日々が始まるも、過剰服薬もできず、メリハリのある日々で、忙しいながら健康的だった。

【十月】ネイリスト技能検定3級受験。練習するのに材料費交通費休日を全て使い、関わる人間関係も増えていっぱいいっぱいへとへとだった。でも辞めたいとは思わなかった。時間の空きがまったくないから、過剰服薬が頭をよぎってもできなかった。学校は先生、教室の雰囲気もリラックスできる場で(だからそこに決めた)戸惑いながらも地に足がついてる感覚を持ちながらできた。モデルさんも楽しんでくれているようだった。試験はダメかも、とガチガチに緊張しつつも「ここまで自分ひとりで選んでこれたんだ、緊張することを選んでまでも今やりたいことがあるんだ」と実感すると楽しくて幸せで満たされた気持ちになった。

【十一月】検定合格。人生で初めて自分だけの力で進めた実感を持てた。自信を持つ大きなきっかけだったように思う。次の試験に向けて練習を始めたかったけれど、仕事も繁忙期、気も抜けかけてて一度離れようとしたところ、次私が受ける予定の試験のモデルをお願いされて爪を貸すことに。適度に一息つけて、適度に関係と予定があり、モチベーション的にはよかった。仕事は相変わらずあまり楽しくなかったように思うからなおさら。人間関係が疎ましくなって一人になりたいような気分も始まる。

激動の1年だった。自分は変わったんだという実感が実際行動によって証明されているようだった。好きな人も家族も、安心して応援してくれたのに心からの安堵感と感謝を覚える。生きていく方法を具体的に学んだような、そんな1年。「こういうことを繰り返していくのか、大変だな、疲れるな、止めたいよ、でも幸せってこういうことなのかも」って思わせてくれた、それを選んだのが自分だと思うと、「自分の人生を生きている」実感につながっていった。自我を確立した1年とも言えるのかも。

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糖質制限2ヵ月半ダイエットメモ

5月1日から始めて、現状8キロ減、体脂肪率10%減。まあまあ厳しめに1日の糖質量20~80gくらい。ダイエット目的ではありつつ、終わりは特に決めてなく、体調いいし問題を感じない限りは続けてみようかと考え中。

・一番の変化、甘みを抜くことで甘えたい気分がなくなること。他人物事への期待や不安を持たなくなる。思考がクリーンでヘルシー。糖質オフの人工甘味料も最低限にしてみている。甘いものや炭水化物を欲する時は寄りかかりたいとき。スイーツ・炭水化物好きの精神が不安定な人はすごく効きそう。

・食事の楽しみが激減。自分がどれだけ食に快楽を求めていたのかを思い知る。野菜も調味料も相当制限されてしまい、他人と共感もできなくなる。たまには外食を楽しんだり、お土産やおすそ分けは喜んでもらうし、欲求を解放する日を作ってバランスを取ってる。(主食よりはスイーツを選ぶことが多い、あとやたらパンが食べたい)

・糖質高いものを一口食べた途端次から次へと欲しくなって止まらなくなる。満腹でも関係なくなる。麻薬性というか依存性みたいなものを今余計に感じて恐ろしくなる。

・既製品を使わず自炊するようになった。今は3食とおやつほぼ自作。実家だから母の料理も都合のいいときだけ頂く。調味料が普通に使えない分薬味やスパイスが超おいしい。一人で自炊作り置きしてるから、しばらく同じ物を食べ続けることになる。苦痛ではないけど鮮度がたまに心配。特にお弁当。金銭的な圧迫は特に感じてない。でも毎日の時間的余裕がない。お母さんはすごい。

・血糖値の急上昇急低下がないから、空腹の焦燥感イライラも満腹の眠気だるさも感じなくなる。食事後もすぐ動ける。

・その分空腹を忘れてるとフラフラのスタミナ切れしやすいから、立ち仕事の自分は間食必須。ナッツ、チーズ、ローソンのブランクッキー、おからと卵で焼いたケーキ・クッキー、ゆで卵、ツナ缶

・生理前生理が軽い。生理前の胸の張り、偏頭痛、肌の不安定さは改善。生理痛も元々ひどくはないけど、1日目にだけ使ってた鎮痛剤の漢方が不要に。あと4日くらいで終わる。

・生理前の過食衝動と眠気だるさは変わらず辛い。栄養も必要になるようだから、食べる量は増やしているし我慢もしきれない。この期間はいくら食べなくても運動しても痩せない。でも頑張った分だけ生理が来ると一気に痩せるから、バランスを取りながら。コントロールが難しい。

・ダイエットに付き物の便秘、最初のうちは若干嫌な思いをしたけど、今は1日2回出るほど快便。おからや豆腐こんにゃく、食物繊維とかさを食べるのは必須。元々IBS気味の体質で朝の下痢に苦しんでたけど完璧に改善。朝の炭水化物消化の胆汁過剰みたいのになってたのかと予想。糖質制限止めたとしても朝は糖質摂らない方が良さそう。動物性を摂りすぎると消化不良気味。

・筋トレ必須。糖質制限は糖の摂取を止めて自分の体内で糖を作って使うのだけど、その仕組みは脂肪より先に筋肉から糖を作ろうとするみたいなので、筋肉減らさない為に大事。私は姿勢がよくなったと褒められたし、体がとても軽くなった。腹筋を鍛えるのが一番効果が分かりやすい。

・食後の有酸素運動が超効果的。10分歩くだけで血糖値の上昇を抑えられる。実際に糖質摂っちゃって眠くなりそうでも、すぐなくなる。夕食後40分くらい歩けば次の日の数字にも出る。でも有酸素運動の後筋トレは効率悪いらしいから、私の基本メニューは夕飯→筋トレ20分→有酸素20分

・お酒はまったく怖くない!うれしい!おつまみメニューは低糖質が多いし、ハイボール・ゼロ系チューハイで私は十分楽しめるからストレスがない!!翌日もむしろ体重減ってたりする(脱水もある)。調子にのってフライドポテトに甘いカクテル飲んだ次の日は速攻2キロほど増えた。糖質を摂りすぎた次の日は増量するけどほぼ水分。また制限食に戻せば何日かかかるけど落ちる。

・糖は水分を溜め込む。糖質制限を始めて10日で一気に3キロ痩せて、それは糖が抱え込んでた水分が抜けたということ。そこから自分で糖を作り出すシステムに変わるらしい。始めるなら最初の1・2週間は徹底してやった方がスムーズ。

・コンビニは絶対ローソン。ロカボ製品が圧倒的に多いし必ず糖質表記もしてくれる。ブランパンがおいしくて安くて使いやすい。個人的にはセブンは敵(糖質制限ナシにすれば一番好き)、ファミマはスイーツ買うならライザップ系があって嬉しい。ホットスナックのチキン、唐揚げ、焼き鳥系は味方。

・ローカーボスイーツは当たり前に摂っては意味ない。「普通に作ったのを摂るよりはオフにしてますよ」って程度のが多い。あと私は精神的甘味抜きしたいから、たまにのご褒美にしてる。モンテールロカボスイーツシリーズがご褒美感あってうれしい。

糖質制限については賛否両論悪い噂もあるようだけど、私は不健康で長生きするよりは健康で短命でいたい。糖が悪とは言わないけれど、食に満足感や快楽を求める現代に糖質は多すぎる。実際摂食障害だという人の食事を見ると大抵糖質に偏っている。安さと依存性。現状体調的にも精神的にもいい効果しか感じていないから、もしダイエットの必要がなくなったとしても続けていたい。あとはダイエットも健康法も人体実験みたいなものだし、いろいろ試しながらたまには爆食いしながらも、のんびりたんぱく質でおなかを膨らませたい。また定期的に振り返って変化を楽しめたらいい。

 

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今年読んでよかった漫画

映画も本も音楽もあまり触れなかったから漫画まとめる。

【三代目薬屋久兵衛/ねむようこ】彼女の描く女の子はいつも等身大というか、がんばり屋で乙女でよく働くが頑固で少しだらしないというイメージ。それにちょうどよく少女漫画フィルターがかかるので、20代女子は共感しつつも夢見すぎずときめけるのでは。女の子の仕草姿勢佇まいを描くのが上手なんだよなあ。今回は漢方薬局で働く子が主人公なので、長年漢方薬を飲んでるわたしも興味津々!(専門的な要素はあまりなさそうだけど)ファッションも中華娘、60年代風レトロガール、プードルおねえさんと今までになく個性的で異国感すらあり。それでいて相手の薬草園男子の純情素朴な感じがまたいい~。

【ニューヨークで考え中/近藤聡乃】NY滞在コミックエッセイ。ちゃっかりサイン本を入手した!オール丁寧な手書き文字で絵柄も淡白純和風という感じなのに、舞台がNYという違和感がまずおもしろい。「自分がもし暮らしてもこういうことを思うんじゃないかな~?」というような親しみの持てるエピソードばかりでフフフとなる。「「ふ」はかわいいひらがな」の話が好き。あとは女一人異国の大都会に渡るとはどういう感じなんだろう、と想像すると少し奮い立つものもある。最初と最後で近藤さんの心情の変化も感じ取れて、生活をするというのはこういうことだよなあなんて思ったり。コデック装という造本の仕方で、ページがガバっと開くのも地味に便利。

【BLACK HOLE/チャールズ・バーンズ】初めて買ったアメコミ。アメコミやBDは価格とボリュームから気軽には買えないけど、ジャケと帯(望月ミネタロウ、カネコアツシ羽生生純)を信じて衝動買いしてしまった。ストーリーはドラッグセックスロックンロールとクリーチャーホラーという感じ。薬物描写がたくさん出てきて楽しい。ただやっぱり絵の描き方も台詞回しも日本のものとはテンポが違うから、すぐには慣れなかった。絵をしっかり見ながらじっくりとページをめくるので読むのに何日かかかったはず。白と黒のコントラストが強烈で(トーンなんて貼ってない)頭と目がチカチカバキバキになる。イロモノ漫画として本棚に置いておきたい一冊。

【room share/イシノアヤ】刊行されたのは2012年で、なぜもっと早く読まなかったんだろう!同棲大学生BL!しかもエッチするのにカップルじゃない!!こんなのってずっと探してたやつ!!!これは今まで読んだBLの中で一番好き。カップル日常系が大好物なのでイシノアヤは本当好き。ユニットバスとか散らかった部屋とかお金なくて適当なごはんとか・・・。しかも攻めが雑把でフレンドリーなワンコ系で受けが神経質長髪イケメンネコ系ってクゥ~wたまらんw受け君にセフレがいるところもタマランタマラン。たぶん今年一番繰り返し読んだ。好みは分かれるのだろうけど最高、こういうホモをもっとください。

【MAMA/売野機子】毎回新刊が待ち遠しくてついこの間やっと完結。毎回胸を痛めながら切ない気持ちで読んだ・・・。帯の通りギムナジウム、美少年、才能が開花すると死ぬって設定だけでもう「天才か!」となるのだけど、その設定を隅から隅まで生かした情緒的なストーリーと古臭い正統派少女漫画的な絵がものすごくギュっとする。ノスタルジーな気分になる。クワイアの子たちは全員魅力的で、でもその魅力って寂しくて縋りたくて天使になりたくて、何より愛が欲しい故なのかななんて考えるとまた泣けて・・・。実は最終巻はちょっと物足りなくて「ああこう終わるのか~」という感じでいたら、売野さんが「もっと描きたかった」とおっしゃっていたのでもっと描いてほしかったなあ。短編集も全部購入したのだけど、彼女は自信がなくて寂しくて愛に飢えてる感情の描写が逸品。インナーチャイルドって言葉も使ってたので勉強された方なのかな。余計に共感してしまう。追っていきたい漫画家さん。

 あー書くの楽しかった!久しぶりに高揚したぞ!やっぱりこういうの大好き!漫画に限らず来年もいい作品に出会えることを願って!

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